いつも読んでくださっている方、
RSS配信など ご登録くださっている方 ありがとうございます!
お引っ越しよろしくお願いいたします。
ちょっと こんなご質問を頂きまして
私がお答えした内容について お役に立つ方もいらっしゃるかと思って
載せておきます。
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「個人事業主で 誰かとコラボレーションで 仕事をする時、
自分のノウハウについて そのプロジェクト以外に流用されないように
どう守ったらいいですか?」
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法律的なところは 弁護士さんにお任せしますが
私自身の考え方として こんな風にお答えしました。
本当に守りたいなら 文書として取り交わしをしておく ことでしょう。
また、制作物があるなら著作権の表示、流用禁止の一言。
特許や 意匠登録、商標登録、などで 守れる手段があるものは
費用対効果を考えた上で 取っておくべきものは取っておくなどされるといいでしょう。
でも 実際には 守りきれない ノウハウも たくさんありますね。
セミナーなどで伝える ノウハウや お料理のレシピなどや
実用新案などまでいかない 制作物のデザインのようなものなど。
そんなものは どうしましょう。
例えば 書籍で学んだ内容や セミナーに出て学んだことを
自分のコンサルティングや セミナーの中で 話すことがあります。
出展が 明らかにできるものは それと一緒にご紹介していますし、
ご本人に確認が取れる時は ご本と一緒にご紹介させて頂いていますと 伝えた
りしますが、
そういった 外部で得た知識をベースにしていても
自分の経験の中で再構築されたり
自分が 対面した事例と照らし合わせ、とらえなおして
自分の言葉で表現しなおしたものについては
オリジナルのものとして 発信しています。
ビジネス書籍をみても 結構 同じようなことを いろんな方が書いていらして
実は アメリカから翻訳された一冊の本が 源流になっていることも
あったりしますが それは 一般的には 許容され、認められていることだと
思っています。
ですので 誰かと協業する時も私は 文章まで交わしていませんで、
それより 安易に流用するようなことをしない
誰かに伝える時も
「今一緒にお仕事させて頂いている○○さんによると」と
付け加えてくれるなどの意識のある方か 信頼できる方なのか
協業する相手の人間性を見抜く目を 持とうと思っています。
もしくは、仕事の一部をフリーランスの方にお願いする時もありますが、
「経験不足による不注意で」が心配される時は
メールで 確認のためこういうことは 気をつけてください、と
お願いしておくこともあります。
メールでのやりとりも 私の聞いた弁護士さんは 証拠になるとおっしゃってい
ました。
だいぶ前ですが ある方に
「競合になるような方に、そこまでノウハウを伝えちゃっていいのですか?」
とたずねたことがあるのですが
その方は 「別にいいんです その時は 役に立つノウハウでも こういうもの
は すぐにすたれます。それより 自分が常に もっと磨かれた知識を持つこと
のほうが大事で そうあるように努力することが大事。」
とおっしゃっていて
私は その考え方に 納得しました。
その場に 私がいることで プロジェクトがうまく進んだと
思って頂ければ ちゃんと 次の仕事につながってきますし、
必要であれば、
「これから先の内容は ちゃんとお金を払ってくれる人だけ」 と線引きして
公開していけばいいと思います。
時々 アクセサリーや手作り品などの作家さんで
「自分の写真を大きく写真に撮って ブログなどに載せると
真似されるので 載せたくない」
と心配される方もいらっしゃいますが
それでは ビジネスが進まないですよね。
流用されるのが心配でしたら
写真に著作権表記などをした上で掲載したり
単純な右クリックで「画像のダウンロード」などができないように
などの工夫をしたりはできますが、
「見て真似る」「読んで真似る」までは 防げません。
ちょっと話がそれましたが
これまでご相談の中で もめるケースが多いと感じるのは
協働することで ノウハウが もれることより
(そもそも ノウハウを交換しあうことで
お互いにメリットがあるからの協業ですよね。
特に個人同士の場合
あまり咎めだてしてもしょうがない気もします。)
協働の中で 生まれた商品やサービスの使用権について
コンビ解消の後に どう扱うか のほうがトラブルの原因になっているようです。
そもそも お互いのノウハウが混ざり合ってできた商品なので
パートナーシップがくずれた後、
どちらが販売権を持つとか そっちでは 売るなと言ってこられたり、
どちらがより貢献してできたものだとか。
弁護士さんを挟んで 争うことになったりした例もあります。
協業によって生れる商品・サービスの
協業解消後の使用権・販売権の取り決めこそ、
協業をする前にされておいたほうがいいと思っています。
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